新世界遺産・中国、ハニ族の棚田(2・ハニ族の人たち)

タクシーは新街から郊外へ進んでいく。

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バックミラーから縁起物のアクセサリーがぶら下がっているのが中国らしい。
家に止まっているワゴン車は新しそうだ。お金がある家なのかな。

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しばらく行くと門にたどり着いた。元陽梯田景区。
中国では、棚田を「梯田」と表現する。これもなんとなく分かる気がする。

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走っている車窓からも棚田が見える。

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棚田観光の前に、ご飯をまず食べる。
運転手が食堂らしきところに連れて行ってくれた。これは雲南省名物の米線。米の麺。
こういう田舎に行っても、使い捨ての箸がビニール袋にちゃんと入っているのは安心する。

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このあたりは胜村(勝村)というらしい。勝村の鮮肉市場の看板だ。ちょうど、解体された豚肉を皆が品定めしていた(次の写真はその様子です。弱い方すみません)。






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解体された豚肉をそのまま持って帰っている姿は結構衝撃的でびっくりしました。市場に来るのは男ばかりというのもちょっと興味深いです。

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ぶれぶれで申し訳ないですが、その近くではおばあさんが工芸品?を売っていました。

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同じく、近くでたむろしていた男性たち。
女性もいます。前のおばあさんもそうですが、女性が着ているのが今回世界遺産に指定されたハニ族の文化を象徴する、ハニ族の民族衣装です。男性は民族衣装を着ません。後で知りましたが、民族衣装は着ないけど、ハニ族特有の刺青を腕にしているようです。実は、タクシーの運転手さんもハニ族の方で、刺青を見せてくれました。
ちなみに中央の方が大きな筒を抱えていますが、これは雲南省名物の水タバコです(雲南省ならハニ族でなくても吸ってます)。下の方に紙巻煙草をさして、上から吸うという仕組み。中国人一般から見ても奇異な水タバコだそうなのですが、右端の方は普通に紙巻煙草を吸っています。ひょっとして廃れつつあるんだろうか?

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なんかよくわからないけど、インパクトのあるトラック。メンテナンス性はよさそう。

次はようやく、棚田の展望場所に行きます。


なんというか、ぶれぶれの写真ばかりで申し訳ない…。