新世界遺産・中国、ハニ族の棚田(6・霧晴れて棚田、寛ぐ牛)
1時間ほど待って、展望台へリベンジする。
お昼もだんだん近くなっていることもあり、霧は綺麗に晴れていた。
雲が残っているけれど、雲の影がかえって棚田の大きさを認識させる気がする。
向こうに見える集落、何故かヨーロッパみたいと感じてしまった。
展望台から後ろをみると、沼と小さな棚田がある。日本でよく見る棚田より、田んぼ1枚1枚の高低差が小さい気がする。
そこへ牛がやってきた。
農作業のためだろう、牛は、山道の向こうへ消えていった。
よそ見をしているうち、高い雲がさっきより減って、青空が広がった。
アップにすると、前もそうだったけどまるで模型のようだ。
ちょうど雲の切れ間から家が見えていた。それにしても雲が低い。元陽の標高は1600m-2500mくらいだそうだ。
振り向くと、先ほどの牛が戻ってきて、沼で水浴びを始めていた。