新世界遺産・中国、ハニ族の棚田(11・また来てね)
時刻は午後3時過ぎ。ここまで来ると、ハニ族棚田ももうラストである。
碑があった。この碑のところで、運転手さんに記念写真を撮ってもらう。
ついでに、運転手さんも記念写真に写ってもらう。
ハニ族の風習である刺青が腕に光る。
親切な運転手さんだった。ありがとう。
この碑の場所からも棚田が見える。
あと、記念撮影をした碑とは別に、詩を刻んだものもあった。
何が書いてあるか気になる。
再び棚田の外へ向かって走る。
車窓には親子連れらしき3人組が遠くの方に見える。
途中の民家でこういう標札を見た。「門前三包責任制」とある。なんだか隣組みたいな名前だ。
人民の都市は人民で建設し、人民の都市は人民で管理しよう…とあって、その下に「包衛生」「包緑化」「包秩序」とある。
下の矢印は、この区間を管理するということだろうか。それにしても、左右10.75メートルとはいかにも中途半端な数値だ。何か古い単位に根差しているのだろうか。
「元陽県愛国衛生運動委員会」愛国関係あるのかなあ。
また来てね。
歓迎您再到元陽ハニ梯田
世界遺産になり、また、こういう世界情勢の中で、また同じように歓迎してくれるだろうかなあ。そうであってほしいけれど。
この門をくぐっても、なお農村らしく、農作業を終えたのであろう牛が道路の真ん中を歩くのに出くわすのでした。
バス乗り場でタクシーとお別れ。
このあたりの地名にもなっている、赤い川「紅河」を横切って、バスは元来た街「建水」へ向かっていきました。
おわり。